−−A−−ACPS−−N−− JIS G 4305 2021(抜粋) 冷間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯表3−押出形材の機械的性質(抜粋)注記 1N/mm2=1MPa注a) 識別はJIS H 0001による。注b) 伸びの測定は、標点距離の異なる次の二つの方法のいずれかを採用する。特に、注文者からの指定がない場合は、A50mmによる。ただし、A50mmの規定がない表4−合金番号6063の機械的性質(抜粋)注記 1N/mm2=1MPa注a) 識別はJIS H 0001による。注b) 伸びの測定は、標点距離の異なる次の二つの方法のいずれかを採用する。特に、注文者からの指定がない場合は、A50mmによる。ただし、A50mmの規定がない注d) 質別T5の機械的性質は、引張試験又は硬さ試験のいずれかによる。表1−分類及び種類の記号(抜粋)注a) 板であることを記号であらわす必要がある場合には、種類の記号の末尾に、“-CP”を付記する。 例 SUS304-CP注b) 帯であることを記号であらわす必要がある場合には、種類の記号の末尾に、“-CS”を付記する。 例 SUS304-CS表3−オーステナイト系の化学成分(抜粋) 種類の記号SUS304表8−オーステナイト系の固溶化熱処理状態の機械的性質(抜粋)耐力、引張強さ及び伸びについては、厚さ0.30mm以上に適用する。注記1 1N/mm2=1MPa注記2 HRBW及びHRBSは、板厚の薄い場合に適用できないことがある。注a) 硬さは、いずれかの硬さによる。いずれかの硬さを適用するかは、特に指定のない場合、製造業者の選択による。注b) HRBW又はHRBSの測定は、いずれによってもよい。ただし、疑義が生じた場合の判断は、HRBWによる。1. 適用範囲3. 種類の記号5. 化学成分6. 機械的性質伸び%b)8以上8以上硬さ試験試験箇所の肉厚mmHV50.8以上58以上Cuその他硬さ a)HV90以下200以下● 技術資料59A50mmA50mm単位:%試験箇所の肉厚mm断面積㎠6以下6を超え 12以下引張強度引張強さ N/mm2耐力 N/mm2150以上110以上種類の記号a)b)SUS304Mn2.00以下0.045以下0.030以下引張強さN/mm2伸び%520以上40以上合金番号質別a)6005CT5場合は、Aによる。 A50mm:50mm標点距離における伸び A:5.65 S0 の標点距離における伸び[S0:試験片の平行部の断面積(mm2)]合金番号質別a)試験箇所の肉厚mm6063T5d)12以下場合は、Aによる。 A50mm:50mm標点距離における伸び A:5.65 S0 の標点距離における伸び[S0:試験片の平行部の断面積(mm2)]分類オーステナイト系Si0.08以下1.00以下種類の記号耐力N/mm2SUS304205以上測定値の報告には、採用した測定方法(HRBW又はHRBS)を明記する。引張強度引張強さ N/mm2耐力 N/mm2245以上205以上225以上175以上伸び%b)8以上7以上NiCrMo8.00〜10.5018.00〜20.00HBWHRBW又はHRBSb)187以下この規格は、冷間圧延ステンレス鋼板(以下、板という)及び冷間圧延ステンレス鋼帯(以下、帯という。)について規定する。板及び帯の種類は、65種類とし、その分類及び種類の記号は、表1による。5.1 溶鋼分析値 板及び帯は、11.1によって試験を行い、その値溶鋼分析値は、表3 〜表7による。6.1 一般事項 一般事項は、次による。6.2 オーステナイト系の機械的性質a) 熱処理を行った板及び帯は、11.2によって試験を行い、その機械的性質は、6.2 〜 6.6による。ただし、厚さ0.30㎜未満の板及び帯については、引張試験を省略してもよい。b) 供試材は、JIS G 0404の7.6(試験片採取条件及び試験片)のA類による。 注記 この規格では、製造業者からの出荷後に、熱処理を行った場合の機械的性質は規定していない。オーステナイト系の機械的性質は、次のa)又はb)による。a) 固溶化熱処理を行った板及び帯の機械的性質は、表8による。ただし、耐力は、注文者の指定がある場合に適用する。
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